矯正治療中のお悩み
結婚式やイベントなど一時的に外したりできますか?
はい。一時的に外すことが出来ます。
気になる方は、たとえば結婚式の日だけ、ワイヤーやブラケットを外すことができます。ただし、取り外した装置は同じものを使用できないので、外した後はまた新たに装置をご購入いただくことになります。
結婚前は目立たないように白いブラケットをされていた女性が、結婚後は「もう結婚したからいい」と、低価格な金属製のものに変えたこともありました。
※装置を外す場合は、必ずご来院ください。ご自身では絶対に外したりしないようにお願いします。
治療中に妊娠しても大丈夫?
妊娠に関する不都合は特にありません。
矯正治療を始めるには、検査でレントゲン撮影が必要となりますので、その時点で妊娠の可能性がある場合や妊娠していることがすでにわかっている場合は、矯正治療を開始する時期を相談して決めたほうがいいかもしれません。また、矯正スタート後に妊娠された場合は、妊娠中はむし歯になりやすいので、歯磨きをよりしっかりしていただく必要があります。
矯正中に出産される場合は、出産直後は頻回な授乳等で通院が難しいでしょうから、たとえば出産から3カ月後など、通院できるようになったらまた再開するということで大丈夫です。
引っ越しの可能性がある場合どうなりますか?
転居先のお近くにある、信頼できる矯正専門医を私からご紹介いたします。
矯正治療には、認定医のネットワークがあります。仮に治療の途中でも、最初の検査結果を含めたすべての資料をお渡しし、安心して転居先で治療を続けていただけるように、紹介状をお書きし、治療の継続を依頼いたします。
歯ブラシの使い方を教えてください。
矯正中は歯の表面をワイヤーが横切っているため、タテにブラシを動かしにくい状態です。
特に矯正装置であるブラケットの周りと、ワイヤーの下を中心に丁寧に磨いていただくことが大切です。
通常の歯ブラシでは細かい部分に入りにくいので、いつもの歯ブラシに加えて1本小さめの歯ブラシをご用意いただき、最初は全体の広い部分を磨き、次に細かいところを磨くというふうに、2段階に分けて磨いていただくことが重要です。